確かな事とそうでない事
ウヰスキーボトルは
驚くほど素直に黒光り
グラスは潤んでいる
澄んだ顔して響いてる
私には場所が無い
意味だってもうない
逃げる事に際立っている
同じ事に戸惑っている
居る所に依存するという行為
残骸が嘔吐じみている
優しさに左右されない
事実を理解しない
言葉を見つめすぎない
言い訳に躊躇しない
事実心はここに在る
可愛さに誤魔化されそうになる
添寝を私は見つめている
私が剥がれ落ちていた
塗り固められてまた笑う
離れ離れと言う弱さ
見つめるものとそうでないもの
ただしさを等号で結び付けるよう
果てしない粘膜の真ん中で
何気ない音楽に捧げ
眩暈のするよな早朝で
私の中の乏しさが
も
どる