白濁された体液

奥底にある
淑やかさに
キャラメル一粒
舐めて毎日
やり過ごしたと思ったのに
僕はまだこんなにも不誠実だから
愛していると言う

僕の胸に
泣いていると
君を大切に想う
想い毎日
其れが全てだと知っていたのに
僕はまだ恐れてばかりだから
ロマンティックと泣く

取り戻した
命に
病はそ知らぬ
その先に

寝すぎる寝てる
僕の身体よ
その搾取されし時間の中に
ほんの少しの優しさ
二度とも見つからずにいようかと
僕はまだこうして縮こまっているから
白濁に悲しみを知る

も どる